世界

人間界(アルティア)


主に人間が住む世界。他にもエルフ族、ドワーフ族、獣族がいる。
お互い干渉しないのが暗黙のルールになってるため、それぞれ部族の中で暮らしてる。

三大世界の中で『神槌』の被害が大きかった。当時の人口で4分の3の死傷者を出し、一時は人間の絶滅も危惧された。


天界


異次元空間にあり肉体は存在できない世界。住んでいるのは主に天使。他の種族では精霊や蛇の先祖がいる。
種族によって住む土地が違うので天界も人間界と同様最低限の干渉はしない。
聖気が天界中に満ちているため善の存在である天使は生きていけるが、悪魔は聖気そのものが毒になるので侵入は不可能である。
天界を治めてるのは天使の代表である天王。


魔界


魔族が住む世界。人間界以上に弱肉強食で、権力と実績を持つ者が上位にいる。
天界とは対の立場にあって邪気に満ちている。
現在魔界を治めているのは女悪魔初の魔王。


裏世界


『世界の真理』がある世界といわれてる。
それ以外はいっさい不明。




用語

『神槌』 ・・・ 1000年前に起きた災厄。多くの世界に多大な影響を及ぼした。この時の記録はほとんど残されていない。
オッドアイ ・・・ 色違いの目を持つ者たちの総称。“災厄の目”として人々に忌み嫌われる存在。人権がないに等しく、多くの者達が理由なく虐殺されている。よって、オッドアイは山奥や人里離れたところでひっそり暮らしている。
魔術師 ・・・ 魔力を持たない一般人からは恐れられる存在。オッドアイ同様社会から隔絶されている。また自然の力を操るため、第二の人類と自称している。魔術師は肉体強度は一般人よりも同等か低いかだが、精神力は極めて強い。
魔法・魔術 ・・・ どちらも同じなのだが世界によって言い方が異なるだけである。魔法を使うにしても魔力がないと世界の法則に干渉できない。種族によって発動までの過程は違ってくるが、人間の場合は精霊の力を借りなければ魔法は使えない。
レデュグラン語 ・・・ 精霊とコミュニケーションをとる上で必ず必要な言語。人間は精霊の力なしでは魔法は成立しないので詠唱が必要になってくる。
サードアルティア ・・・ 人でありながら人ならざる能力を持った人間達の総称。その名の通り第三の人類といわれている。魔術師を比喩したのでサードアルティアと称されるようになった。
またオッドアイと魔術師と同様に社会からは隔絶されている。サードアルティアの人口は少ない。
天使教育学校 ・・・ 10歳〜20歳までの下級天使を教育する場所。なお入学は強制であり入学中の下級天使は"学生"と称される。

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種族

人間 ・・・ 人間界の約9割を占めるのが人間。平均寿命は80歳程度。
魔力を持たない人間がほとんどのため、魔法を使えない分を補うために科学で栄光を築く。しかし国によって科学力の進歩はちがう。
過去の『神槌』の被害で文明を失ったが現在は徐々に取り戻しつつある。『神槌』以前は銃犯罪が一般的だった。
属性は光と闇の中間。
天使 ・・・ 純白の羽を背から生やし、また階級ごとによって羽の数が変わってくる。平均寿命は400〜500歳程度。
天使の階級は一番上が天王で天使たちの代表であり天界を統治する。天王以下の位は上位から、純零天使・最上位天使・大天使・聖天使・上級天使・正天使・下級天使。10歳から20歳までの下級天使は天使教育学校に通い、卒業したら正天使の資格が与えられる。正天使以降の階級には厳しい鍛錬が必要。
天使には"救済"の役割があり、命あるものには慈愛を向けるが悪魔に対してはない。
身体能力は正天使でも人間並みかそれ以下。免疫力はある。
悪魔 ・・・ 背からコウモリのような黒い翼を生やし、耳は尖っているのが身体的特徴。平均寿命は400〜500歳程度。
冷酷無慈悲残虐が代名詞ともいえる種族。身体能力と再生能力は天使を上回るところがある。魔法重視ではなく剣や槍など武器を使うため、魔法を重んじる天使とは反発する。
階級は一番上が魔王であり、魔王になるには武力行使必須なので実力あるのみ。魔王以下の階級は上位から、最上位悪魔・大悪魔・上級悪魔・下級悪魔。天使と比べて細かい振り分けがされていないのは魔力関係なく能力さえあれば上にいけるという理由から。
精霊 ・・・ 人間界・天界・魔界のどこにでもいる不可視の存在。精霊の本体は幽体物質世界にある。
精霊の多くは気まぐれで、人間の呼びかけに応じない時もある。唯一従うのは精霊王のみ。
人間界の季節は四季精霊がその土地に司ることで変わる。しかし気まぐれなので稀にその土地に居座り続けることがある。(例:氷漬けの森など)

・・・ 現存する種族で最も偉大で慈悲深い種族といわれている。平均寿命は1000歳程度。他の種族と比べても最も長寿。
しかし強大な力ゆえに、命を殺めると種族全体が絶滅の危機に瀕するよう掟に科せられている。そのため慈悲深い生き物といわれているだけ。けっして竜全体が穏やかな性格とはいえない。
竜は魔力が非常に高く全ての種族の中でも飛び抜けている。精霊さえも竜の圧倒的な魔力故に逆らうことはできない(従ってるわけではない)。身体能力も秀でており再生能力も高い。また魔力以外にも"竜脈”という竜のみに与えられた力を有す。この竜脈はあらゆる世界に巡っており自身の体にも流れる。驚異的な回復力はこの竜脈によるもの。
力の強いものは人型になることができる。

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